電通等、動画媒体・コンテンツを厳選した「Premium Viewインストリーム動画広告」の提供を開始
電通、電通デジタル、サイバー・コミュニケーションズのグループ3社は、インストリーム動画広告においてプレミアムな媒体とコンテンツのみを配信対象とするインストリーム運用型広告サービス「Premium Viewインストリーム動画広告」の提供を開始した。
同サービスでは、広告掲載先をプレミアム媒体に厳選。掲出する動画コンテンツを広告主によって厳しく管理されたものに限定することで、アドフラウドやブランドセーフティといったネット広告における価値既存の問題を克服する。
また、広告の掲出先となる媒体は民放のキャッチアップ配信やプレミアムな媒体を保有する企業のみ。今回連携した企業は、毎日放送、テレビ朝日、朝日放送テレビ、関西テレビ、GYAOの5社だ。
コンテンツの取り扱いについては、有力な媒体社によって管理された動画コンテンツであること(ユーザー投稿型の動画ではないこと)、適法であること(違法なアップロード動画ではなく、著作権・肖像権などの処理がなされていること)の2つの条件がある。
WEBでの広告が広まったことにより、様々な問題が発生している。
アドフラウド問題とは、コンピューターによる成果の水増しや、ディスプレイ広告でインプレッションを不正に発生させ広告費をだまし取る行為である。
ブランドセーフティは広告出稿が原因で、ブランドや企業のイメージを壊してしまうこと。
WEB広告が広まったことで、このような問題が起きている。ターゲティング広告は特定のユーザーにピンポイントで広告ができるので効果的である。それが難しい環境になってくると広告の幅が狭まってしまう。今回のサービスの提供によって、より安全にそして特定のサイトでのこういった問題が解決される。さらに今回のサービスで厳選されたより良いものを提供することができる。
広告は世に良いサービスを提供するためのものである。こういった問題が解決され、よいクリエイティブなものが世に出回るようにしていくべきである。