クックパッド、Amazonフレッシュと連携 献立提案から食材購入までをワンストップに

 

クックパッドは、「Amazonフレッシュ」と連携し、「プレミアム献立」で使用している食材を、サイト内でそのまま購入できる新機能の提供を開始した。

 クックパッド「プレミアム献立」は、毎週日曜日に1週間分のレシピを献立リストとして提供している。今回の連携により、献立で使用する肉・魚・野菜などの生鮮食品や調味料を、Amazonフレッシュのショッピングカートにまとめて追加、購入することが可能になった。

 

 アマゾンフレッシュとはアメリカで始まったEC市場における生鮮市場である。これのサービスが2017年4月21から日本でもサービスが始まった。アマゾンフレッシュの強みは配達の速さと有機野菜や高級食材といった豊富な品揃え。しかし、配達区域が東京都全域、神奈川千葉の一部にしか配送できないのが現状。

 日本では食品通販市場が年々上昇

株式会社矢沢経済研究所の調査によると2017年の食品通販市場は前年度比3.0%増の3兆5.985億円で着地する見込みだとしている。この食品通販市場は年々あがっている。つまり、日本でのEC市場における生鮮食品は今後伸びると考えられる。

 さらに、献立作成サイトme:newを運営する株式会社ミーニューは、全国の20代~40代の主婦4,176名を対象に「料理に関するアンケート調査」を実施、その中で「毎日献立を考えるのがめんどくさい」「毎日なにを作るか迷う」という意見が1位であった。

 以上のように今回のサービスは徐々に浸透していくと考えられる。しかし、アマゾンフレッシュには配送地域拡大など課題もあるので、すぐには浸透しないと考えられるが、主婦であったりコンビニやスーパーが近くにない人々にとってはすごくメリットがあるサービスである。

 

https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/48040

https://markezine.jp/article/detail/28293