今後のスポーツ解説

「野球解説者も人工知能に!? AI「ズノさん」が配球や順位予測、人間にできない解析も」

 電通が2017年3月27日にディープラーニングなどを活用した「AIスポーツプロジェクト」を始動したと発表した。その第1弾として、過去の打席データを解析し、各投手の配球やチームの順位などを予測するスポーツ解説システム「ZUNO」を開発。来年度にもNHK BSの野球解説番組に解説者として登場させたいという。

 

 ZUNOは、データスタジアム保有する300万球を超える打席データを学習することで、配球や勝敗、順位などを予測する。膨大なデータを解析するデータマイニングを応用することで、人間の解説者では見つけることのできなかった選手の傾向や、試合状況に応じた投球の解析を行うという。

 例えば、「特別なカウントで打率が上がる選手」「特別な出塁状況によって、三振率が上がる選手」「この打者は、満月の日に打率が上がる」――など、「知ると少しだけ野球を見る目が変わる」事実の発見を目指す。これは野球好きにとってはかなり面白いと思います。自分は解説者の順位予想であったり球団や選手に対して評価を聞くことが楽しみのひとつであった。しかし、ZUNOが解説者にはない独自の視点で解説してくれるので、これまでとはまったく違う楽しみ方ができます。これが野球だけでなく、多くのスポーツで導入されれば、違った視点で見ることでそのスポーツが好きになる人は多いと思います。ぜひ、実際にこのZUNOの解説を聞いてみたいですね。

 

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1703/27/news117.html