サイズが合わなかった問題を解決!SHOPLISTがオンライン試着サービス「Virtusize」を導入

オンライン試着サービス「Virtusize」

 CROOZ SHOPLISTは、同社が運営するファストファッション通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ(以下、SHOPLIST)」において、バーチャサイズが提供するサービス「Virtusize」をiOSアプリにて導入開始した。

 Virtusizeは、ファッションECにおける普遍的な課題である「買った洋服のサイズが合わなかった」を解決する機能として、バーチャサイズが独自開発したオンライン試着サービス。閲覧中のアイテムがバーチャサイズ対応のアイテムである場合、商品詳細ページに「サイズをチェック」のボタンが表示される。ユーザーはボタンをタップするだけで、その商品と過去の購入商品とを重ね合わせてどのくらいサイズに差があるかを直感的に比較することができる。

「Virtusize」利用イメージ
「Virtusize」利用イメージ

 同サービスは、既にSHOPLISTのWebサイトで一部テスト導入されており、購入率の向上や、購入後の返品率の低下に効果が出たことから、iOSアプリへの本格導入が開始された。同機能の追加によって、アイテムが届いた後と購入時のイメージとのギャップが緩和されでは、、ユーザーの満足度やリピート購入率の向上が見込める。

 

考察

 インターネットで商品を購入しない理由として、「実際に商品を手に取って確認できない」という意見が多く寄せられている。その問題を解決するための方法としてこのサービスはありだと思う。

 ネットでの商品購入では店舗に行く面倒がなくなるなどのメリットはあるが、

実際に商品を手に取ることができないと、サイズや生地感にギャップは生まれやすくなってしまう。それを今回のサービスは解決してくれるだろう。

 ブランドによってサイズ感は多少変わってきてしまうものだが、一回購入していれば過去の購入商品とサイズを比較してくれるので、ユーザーは容易にサイズ感をイメージすることができるだろう。サイズ感の問題を解決するだけでもWEBからの集客は伸びていくだろう。すでに結果もでているとのことなので、効果は出ている。

 しかし、洋服にはシャツやパーカーなどジャンルは複数ある。同じジャンルの商品と比較しないと意味をなさないと考えられるので、そこのサイトである程度商品を購入していないと比較することは難しそうだ。つまりWEBサイトでの新規顧客を上げることも重要である。新規顧客を獲得できれば、このサービスでリピーター増加が見込めるだろう。

 

https://markezine.jp/article/detail/29328